指導:西田喜孝/試作:青野幸恵 [コンデトライ・ニシキヤ]
『ガトー』2006年4月号掲載

 生地

バター:450g
粉砂糖:280g
塩:3g
ヴァニラ・ビーンズ:少量
全卵:150g
粉末アーモンド:100g
薄力粉:750g卵白:7コ(Lサイズ)+100g
グラニュー糖:210g
イナゲルC-300:3g
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卵黄:7コ
全卵:2コ
グラニュー糖:90g
薄力粉:80g
※イナゲルC-300は伊那食品工業株式会社の寒天製剤
  1. 卵白にグラニュー糖210gとイナゲルC-300を数回に分けて加えて泡立て、キメの細かいしっかりしたメレンゲを作ります。
  2. 卵黄と全卵を一緒にしてほぐし、グラニュー糖90gを加え、40℃の湯煎にかけて少し温めながら充分に泡立てます。
  3. 2に篩いに通した薄力粉を加えて混ぜ合わせます。
  4. テンパンにシリコンのマットを敷き、1のメレンゲを間隔を空けて2段の棒状に3本絞ります。
  5. メレンゲとメレンゲの間に3を2段に絞ります。
  6. 上下火とも160℃のオーブンに入れて30分焼きます。

 クレーム

クレーム・シャンティイ:1500g
紅茶(アールグレーの細かい粉末):10g
ジュレ・バヴァロワーズ:60g
  1. 6分立てのクレーム・シャンティイに紅茶を加えて混ぜ合わせます。
  2. ジュレ・バヴァロワーズを少しずつ加えて混ぜ合わせます。

作り方
  1. 焼いた生地の上にクレームとクレーム・シャンティイを絞ります。
  2. 上面と側面をカードできれいに整えます。
  3. もう1枚の焼いた生地をのせます。
  4. 上から軽く押さえ、粉砂糖を振りかけます。この時、中央に長方形の板をのせて粉砂糖がかからないようにしておきます。
  5. 一晩冷蔵庫に入れ、適当な大きさに切り分けます。

  • 寒天製剤を加えることで、メレンゲがしっかり泡立ち、離水しにくくなります。
  • 卵黄、全卵、グラニュー糖は季節に関係なく温めてください。温めることで気泡がしっかりし、よく泡たちます。
  • 生地はまっすぐに絞ります。ちょっとした歪みも焼くと大きくなります。焼いている途中で曲がってくるようなら、オーブンから取り出してまっすぐに形を整えます。
  • クレーム・シャンティイを絞っていますが、これはクレーム・パティシエールでも良いでしょう。
  • 出来立てはきれいにカットできませんので、冷蔵庫に一晩入れておいてから切り分けます。

※カルディナルシュニッテンはウイーンのお菓子屋さんの定番。Kardinalとは深紅、緋色を表します。また、カトリック教でローマ教皇に次ぐ聖職者の枢機卿をカルディナルと呼びます。縞模様の生地がバチカンの枢機卿の法衣や帯に似ているからと言われていますが、枢機卿は信仰と教会のためには血を流すことを恐れず、その決意を示すために真紅の法衣と帽子を身につけることもあります。