パイはフランス語ではフイユタージュとかパート・フイユテと呼びます。フイユテ(
feuilletée
)は、葉や薄片(
feuille
)に由来し、フイユタージュとは生地を薄い層にする(
feuilleter
)作業のこと。そうしてできあがった生地がパート・フイユテ(
pâte feuilletée
)です。
では英語のパイはというと、これは鳥のカササギ、マグパイ(
magpie
)を語源とすると考えられています。カササギはさまざまな小さなもの、木の枝やわらなどを集めて樹木に球状の巣を作ります。この習性が種々の材料を詰め込む初期のパイの特徴を表していました。今ではこの特徴は失われ、主要な材料を示すチキン・パイとかアップル・パイという呼び名になりました。
参考文献:Alan Davidson「THE OXFORD COMPANION TO FOOD」
|
アーカイブ
|