パティスリーとは(1)粉の生地をもとにオーブンで焼く菓子、(2)お菓子を作る技術、(3)菓子を作って販売する場所、つまり菓子店を意味します。
お菓子を作る人はパティシエ(
pâtissier
)<男性>であり、パティシエール(
pâtissière
)<女性>です。
パティスリーの起源は古代エジプトまでさかのぼります。エジプト人はバビロニア人からパンを焼く技術を学びました。紀元前1175年頃のテーベ(古代エジプトの首都)にあったラメシス2世国王の宮殿製パン所を描いた記録もあります。
古代のギリシャ人はそば粉、油、はちみつで1種のフリッターを作っていました。トリオン(
trion
)という1種のタルトもありました。ディスピュルス(
dispyrus
)は平たく焼いたケーキを熱いうちにワインに浸して食べるものでした。
2枚の鉄の板にはさんで焼いたオボリオス(
obolios
)は、フランスのウーブリ(
oublies
)の原形と考えられています。中世のフランスではこのゴーフルの1種のウーブリがお菓子屋さんの主な製品でした。このため、お菓子屋さんはウブレイユール(
oubleyeurs
)と呼ばれていました。
参考文献:「ラルース料理百科事典」(三洋出版貿易株式会社)
「現代洋菓子全書」(三洋出版貿易株式会社)
|
アーカイブ
|