日本の洋菓子はヨーロッパのお菓子をお手本に明治以降発達してきました。しかし、それよりずっと前、1549年にフランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸してキリスト教を広め、南蛮貿易が盛んになった頃から日本人はヨーロッパのお菓子を味わってきました。
 ここでは1960年(昭和35年)に当会が発行した池田文痴菴氏の著作「日本洋菓子史」(絶版)をもとに日本の洋菓子の歴史をたどってみましょう。
第1回 洋菓子のルーツ
第2回 幕末と西洋1 〜異国の食べ物に好奇心〜
第3回 幕末と西洋2 〜ハリスの料理番〜
第4回 横濱とパン、菓子
第5回 外国旅籠屋(foreign hotel)
第6回 築地のホテル
第7回 日本で初めての西洋菓子広告
第8回 ミトションって?
第9回 餡パンの木村屋
第10回 メリケン粉
第11回 ドッグ・フードの輸送料?
第12回 西洋料理《精養軒》
第13回 フランスパンの“チャリ舎”
第14回 西洋菓子《村上開新堂》
第15回 東京“西洋グルメ・ガイド”
第16回 「万宝珍書」にみるケーキの作り方
第17回 西洋菓子 〜
第18回 乾蒸餅とは?
第19回 デセールがプティ・フール・セック?
第20回 函館の洋菓子
第21回 欧米菓子修業
第22回 1907年(明治40年)前後のお菓子
第23回 門倉國輝氏、フランスでミキサー購入 〜コロンバン (1)〜
第24回 洋菓子業界隆盛のシンボル、門倉國輝氏 〜コロンバン (2)〜
第25回 日本に根をおろしたドイツ人
第26回 業界のグループ生まれる
第27回 1928年(昭和3年)、海外の展覧会に出品
第28回 戦争、統制経済で衰弱
第29回 復興
第30回 内田新八氏の絞りの技術
第31回 「日本洋菓技術協会」結成、機関誌「ガトー」発行
第32回 高度経済成長と共に伸びる洋菓子業界
第33回 「日本洋菓子史」編纂へ
第34回(最終回) 池田文痴菴氏、「日本洋菓子史」脱稿